平成29年度本渡歴史民俗資料館 秋期特別展としまして、

 平成29年10月28日(土)より

「竹添進一郎展 近代天草が生んだ巨星」を開催いたします。


 本年は、大矢野出身の偉大な漢学者・竹添進一郎が没して100年となります。

 竹添進一郎は天保13年に生まれ、7歳で神童と呼ばれました。
 熊本の木下韡村塾に入塾しすぐに塾頭となり、藩校時習館で学び、幕末の混沌期に熊本藩士として活躍します。

 熊本藩士として国事に奔走し、明治政府の文部官僚、外交官として栄達していきます。

 退官後は東京帝国大学で漢学講座をもち、中国奥地の紀行文『桟雲峡雨日記』や、晩年に帝国学士院賞を受賞することになる『左氏会箋』などを執筆し、明治期の日本を代表する漢学者となりました。

 今回の秋の特別展では、竹添進一郎の遺墨や著作等を通じて、彼の歩んだ波乱万丈の道のりを紹介します。


平成29年11月12日(日)には、市民センター大会議室にて、ノンフィクション作家でもある、くまもと文学・歴史館初代館長の井上智重氏をお招きして講演会を予定しております。

 期日 平成29年11月12日(日)

 時間 13:30より16時

 場所 市民センター 2階 大会議室

 講師 くまもと文学・歴史館初代館長 井上智重氏


 参加費等は無料ですが、定員があるため、参加申し込みが必要です。

 本渡歴史民俗資料館に電話、または直接お申込みください。

 受付は先着順に行います。前日の11月11日(土)までにお願いします。

 お申込みをお待ちいたします。



 天草市立本渡歴史民俗資料館

 〒863-0013 熊本県天草市今釜新町3706番地

 (0969) 23 ‐ 5353

 月曜日 休館  入館料 無料

2017年09月22日更新