気がつけば既に10月も半分過ぎていました。
ごぶさたしています。「せ」です。
10月前半は個人的に民俗学会の年大会に参加したりいろいろとしておりました。
博物館関係者の発表も見聞してきたので、館の今後に活かしていきたいと思っています。
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さて、先日10月14日(金)に当館で
「熊本自然と文化の学芸員」養成講座の第5回目が行われました。
今回は拓本の方法についての講義&実習です。
拓本は、まぁ簡単に言うと、「魚拓」をとるような感じです。
(極端すぎるかもしれませんが汗)
ただ、対象が貴重な資料なので、直接墨を塗るのではなくてちゃんとした方法があります。
今回、拓本に関して教えていただくのは前川清一先生です。
肥後金石研究会主宰の先生であります。
午前中は講義、午後は実習ということで、拓本を取る道具を作るところから始まりました。
午後イチの様子。「タンポ」を作っていきます。
奥のグレーの服を着た方が前川先生です。
皆さん真剣です。
先生が実演しながらやり方を説明していきます。
まず霧吹きで紙を適度に湿らせて資料に載せ、その上からタンポにつけた墨を
「ポンポンポン…」と叩くようにしてつけていきます。
するとこんな感じで、彫られた文様が紙に写るというわけです。
今回は館にあった手鏡を利用しました。
ホントは外にある石碑とかに彫られたものを取ってくる、という手はずだったのですが
当日は生憎の雨。雨を通り越して土砂降りでした。
そこで館内でもできるものを、ということでこの鏡になったのでした。
自分の作ったタンポを用いての実習です。
皆さんいつにもまして熱が入っているようでした。
ちなみにこんなのも。
石臼の「目」です。あのゴリゴリすられていく部分。
あれを拓本にするとこうなります。面白いですね。
先にも書きましたけど、この日は土砂降り過ぎて外に出ることができませんでした。
そのため予定していた時間よりも早く終わりました。
実際の調査の現場などでは大きな石に彫られた文字を相手にしなければならないこともあり
簡単には終わらないことも多いそうです。
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次回、第6回講座はまた資料館を飛び出します。
今度は倉岳の歴史民俗資料館を会場に、県の方から民俗調査の基礎についてを教えてもらい、
その後実際に取り組んでみよう、という内容になっているようです。
また次回、詳しくレポートしようと思います。