と、いうことで。
24日に行われた「くまもと自然と文化の学芸員」養成講座の公開講座に行って来ました。

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今回の講師は川那部浩哉先生。
滋賀県立琵琶湖博物館の前館長です。
個人的には、博物館の中に設けられた昭和期の一般家庭を
忠実に再現した展示がある点に興味をひかれています。

琵琶湖博物館には「はしかけ制度」という面白い制度があります。
ちょっと長いけど引用すると、

「はしかけ」は男女の間にはいって縁談のきっかけをつくる人を指す言葉です。本来の意味とは違いますが、人と人の出会いを応援する人の役割は「はしかけ」さんの活動に通じると考えこの名称を使用しています。

「はしかけ制度」とは、琵琶湖博物館の理念に共感し、共に琵琶湖博物館を作っていこうという意志を持った方のための登録制度です。登録を行うことで博物館 内外での活動ができ、活動に関する情報を知ることができます。また、自分たちで様々な活動を企画・運営することができます。

この制度は2000年8月からはじまりました。2011年度は、349名(2011年11月9日現在)の登録があり、15のグループに属して活動を行っています。

※琵琶湖博物館ホームページより引用。

博物館側が「こういうことをしませんか」といって人を集めるのではなく、
反対に「こういうことをしたい」という人達が集まって
博物館にも協力をしてもらうという仕組みらしいです。
この話を聞いた時目からウロコでした。
だから最初のうちは学芸員も呼ぶけど(一応、らしいです…)
終いには「あとは自分たちでやるから!」と学芸員にも声をかけなくなる…
と笑いながら先生はおっしゃっていました。

また、琵琶湖博物館は
「誰でも・どこでも博物館」と称した博物館活動を行なっていまして、
「はしかけ制度」もこの一環だそうです。
最後の展示室(出口)には「博物館はほんの入口」と書かれているそうです。
つまり、博物館は知識の入り口でしかないのであって、
そこから次のステップへ進んで、自分の興味あることを掘り下げていくことや
さらに知識を深めていく、そのきっかけとなるのが「はしかけ制度」でもあるわけです。
非常に面白い取り組みだなぁと思います。

今回の講演を聞いて、今後当館でどういうことができるのか
考えていきたいと思います。


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